Caixa de pequenas palavras ―小さな言葉の箱―

詩のような、創作のような。

ミシラヌマチ、懐かしの街


この街は、ミシラヌマチ。
今日僕は初めて見知らぬ街を歩いていた。
鄙びた駅前の広場、寂れた商店街、
おばちゃんの井戸端会議、
クタクタの鞄を背負った学生。
そのどれもが、僕にとっては新鮮な景色で。
――この街で、彼女はどんな半生を過ごしたのだろう。

この街は、懐かしの街。
私が一人暮らしをする前まで過ごした街。
見慣れた駅前の広場、よくアイスを買った店、
くだらない遊びで盛り上がったあの公園、
進路に悩んだあの日の私。
そのどれもが、私にとっては見慣れた景色で。
――この街のことは、きっと私以外には分かるまい。


「きっと誰にも分からない」と言いながら、
ミシラヌマチのことを話してくれた彼女。
その時の表情は、いつよりも輝いて見えた。

「きっと誰にも分からない」から、
懐かしの街の思い出を君に話すことが出来た。
多分、あの頃に戻ったような表情で話してるだろうな。


ミシラヌマチに行ったことを、今度彼女に話してみようかな。
一体どんな表情をするだろう。

懐かしの街に、また帰りたいな。
いつかは君を連れて行きたいな。


――ミシラヌマチが、懐かしの街になっていくのに、そんなに時間は掛からないかもしれない。


f:id:sankazuki:20170613153334j:image

あるゆめのはなし。ゆうえんち


どこに書けばいいのか分からなかったので、ここに書いてみる。オチのない、夢の話。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


昨日、夢を見た。何だか不思議な夢だ。

ある晴れた日、とある鄙びた遊園地にいた。

同い年の男の子と、ジェットコースターの列に並んでいた。
たわいもない話をしながら、並んでいた。
すると突然、私は紙粘土を取り出して、帽子を作った。そしてそれを被る。

「見て!すごいでしょ!」

それを見た男の子は、呆れるでもなく、
「すごいねー」って言ってくれた。

そして、ジェットコースターに乗る。
2人で隣同士、乗り込んで、がたがた震えていた。来るぞ、来るぞ。

「「ギャァァァァ」」

一気に急降下。この世の終わりみたいな声が出た。

そして、ジェットコースターから降りて、とぼとぼ歩く。

今度はお化け屋敷に行こう、だなんて言いながら、お化け屋敷に向かう。

お化け屋敷に入った瞬間、周りの電気がパッと消えた。

「さぁ、覚悟はいいかい?」

次の瞬間、意識が途絶えてしまった。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


特にオチのないお話でした。
そして、この写真もまた、文章とは関係の無いもの。
f:id:sankazuki:20170523180157j:image












ひとりよがり


綺麗な空だと思っていたのに
写真にするとくすんで見える

親切心から行動しても
相手にとっては余計なお世話

いくら自分が強く思っても
空回りに終わることなんてザラである

青い空に大きな夢を描いていたあの頃に
もう戻れないことは知ってるから

くすんでいるこの青空に
灰色の現実を描こうか

そうして折り合いを付けるしかない

f:id:sankazuki:20170413181822j:image

お城の桜

   小さなお城の堀のまわりに
   桜が綺麗に咲き誇っている
   お城で暮らすお姫様は
   どんな気分で見ていたのだろう

「お姫様になりたい」と言って
街を飛び出した彼女を
反対するでもなく
ただ黙って見ているだけだった

「お姫様になんかなれないよ」とも
「私がお姫様になりたいの」とも
言えなかったあの日
彼女とはもう会えないと知った

不甲斐ない自分に嫌気がさして
桜の木を切り倒そうと考えた
だけど咲き誇る桜を見て
ただただ涙がこぼれるだけだった

庭師になって桜の木を綺麗にしたい
いつか誇りを持てるように
「水面に映る桜が綺麗ですよ、お姫様」
なんて、届かない声で呟きながら

f:id:sankazuki:20170412090847j:image


梅雨の風景

 

f:id:sankazuki:20150702084300j:image

繊細で綺麗に咲き乱れるその様は

梅雨の季節にぴったりだ。

透明な雫が反射して虹色に光る様も

また、美しい。

 

f:id:sankazuki:20150702084539j:image

そんな綺麗な花の葉の裏に

小さなかたつむりが。

なんてかわいらしいのだろう。

なんていじらしいのだろう。

 

 

三日月

 

今週のお題「梅雨の風景」

ここから

言の葉を紡いでいこう。

 

自分なりのメロディーで。

自分なりのテンポで。

 

星の数だけあるネットの世界で、

ひっそりと思いを綴っていこうと思う。

 

そんな宣誓を。ここに。

 

三日月